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【要約・書評】マッキンゼー式ロジカルシンキング とは

こんにちは~!おとみさんです!

職場で「もっと論理的に説明しろ!」とか、「君の話には論理性がない。」とか言われていませんか?

そんなあなたに、論理的な考え方(ロジカル・シンキング)をご紹介します。

しかも、世界最高峰のコンサルティング会社であるマッキンゼー式のロジカル・シンキングです。

 

マッキンゼー・アンド・カンパニー(McKinsey & Company, Inc.)は、シカゴ大学経営学部教授のジェームズ・O・マッキンゼーにより設立されたアメリカ合衆国に本社を置く大手コンサルティング会社。米国、欧州、アジア、南米、東欧など世界60カ国に105以上の支社を持つグローバルな戦略系コンサルティングファーム。全世界の主要企業を対象に、年間1,600件以上のコンサルティング・プロジェクトを手掛ける。
(参考:wikipedia)

 

この記事で「マッキンゼー式ロジカル・シンキング」の概要を掴んでいただき、一度手にとって読んでみてください。「マッキンゼー式ロジカル・シンキング」は、漫画がベースなので非常によみやすいですよ。

ロジカル・シンキングを手に入れて、進化したあなたを職場で見せつけてやりませんか?

 

《著者》赤羽 雄二

東京大学工学部を1978年に卒業、小松製作所で建築現場用ダンプトラックの設計・開発に従事した後、1983年よりスタンフォード大学大学院に留学し、機械工学上級修士課程を修了。1986年にマッキンゼーに入社。経営戦略の立案や新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。1990年にマッキンゼー ソウルオフィスをゼロから立ち上げ、韓国企業、特にLGグループの世界的な躍進を支えた。2002年、「日本発の世界的ベンチャー」を1社でも多く生み出すことを使命として、ブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。

【マッキンゼー式ロジカルシンキング 要約】

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チェックリスト

  • ロジカルシンキングとは、論理的にものごとを考え、深め、既成概念にとらわれずもっとも適切な方法を考え具体的に実行する手法、姿勢である
  • A4メモ書きで誰でも論理的思考は誰でも身につけられる!(1分間思いついた事をメモ書き)
  • 2×2マトリックスを使い、思考を整理する
  • ゼロ秒思考を手に入れる
  • リーダー・シップも強化される

 

【マッキンゼー式ロジカルシンキングとは】

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ロジカルシンキングとは、論理的にものごとを考え、深め、既成概念にとらわれずもっとも適切な方法を考え具体的に実行する手法、姿勢である

この文章を読んだだけでは、わかったようでわからない、または具体的なイメージが湧かないと思います。

おとみさん
(私もそうでした。笑)

以下で、上記の文章を3つに区切り、説明していきます。

「論理的にものごとを考え、深める。」

論理的にものごとを考えるとは、課題に対して現状分析を行い顧客ユーザのニーズ市場規模、競合状況、技術・規制動向、その会社の強み・弱みなどを押さえて、わかりやすく整理すること。

深めるとは、論理的に思考をわかりやすく整理した後に、どのようにすれば企業の課題をクリアでき、業績を上げることができるか、徹底的に考えることです。

「既成概念にとらわれずもっとも適切な方法を考える。」

既成概念とは、「これまでこうやってきた。」「これはこういうものだ。」という「ありきたりで現状維持」の考え方です。
マッキンゼーでは、こうした考え方は一切せずに、1から10まですべてを疑ってかかるそうです。
確かに、過去の惰性でうまくいくなら誰も悩んだり壁にぶつかったりしないですよね。

過去の惰性で物事を進めても、最善策にはたどり着けないという、厳しい考え方なわけです。

このように既成概念にとらわれないようにするには、普段から物事を疑い、本質がどこにあるかを考え続ける必要があります。
具体的には、既成概念を構成している要素を1つづつ洗い出し、それぞれをゼロベースで吟味する。

こうした日頃からの思考訓練により、本来あるべき姿、現時点での最適な方法を考えることができるのです。

「具体的に実行する手法、姿勢」

考えただけで終わってはいけません。考えるだけでは何の価値も産まないからです。
「マッキンゼーでは、クライアント企業に実質的な変化をもたらしてなんぼ」
という考え方が徹底しているそうです。

既成概念にとらわれない新しい手法を考え、成果をあげるところまでやり遂げます。

A4メモ書きで誰でも論理的思考は身につけられる!

論理的思考は、A4メモ書きで身につけられます。

やり方は簡単。

A4用紙を横にして、上部にタイトル、右上に日付、中央に頭に思い浮かんだ事を箇条書きにします。

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そして、以下のPointを意識し、論理的思考力を鍛えます。

このA4メモ書きを毎日10~20ページ行えば、自然とロジカル・シンキングが身につきます。

  • 1分で書く
    (時間を設け早く思考させるため。時間をかけてもアイデアが良くなることはないため。)
  • 一件一葉
    (多くのタイトルを詰め込むより、テーマごとに別紙に書いた方がすっきりするから)
  • 使用する紙はA4用紙
    (職場などで使用済みの裏紙が手に入りやすいから)
  • タイトルは疑問形にして工夫する
    (タイトルは疑問形のほうがアイデアが浮かぶから)
  • 同じタイトルでも気がすむまで何度も書く
    (何度も書くことで、頭の中で言語化が進み、明確に認識して行動できるようになるから)
  • 1ページにつき4~6行、1行で20~30文字
    (起承転結を意識すれば4~6行で済むから)
  • 保管したメモはすぐ見返さない
    (3ヶ月後に見返し、思考の成長具合を確認する)

2×2マトリックスを使い、思考を整理する

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論理的思考を深めるために、「フレームワーク」(考え方の整理の仕方)を使うと、頭を整理しやすくなります。

基本となるフレームワークが2×2の枠を使った「マトリックス」です。

使い方は、
例えばこのマトリックスの縦軸を緊急性、横軸を重要性と設定し、縦軸は上ほど緊急性が高く、横軸は右ほど重要性が高い
という具合に設定して使います。

この「マトリックス」により、論理的思考を徹底できるので、優先順位に沿ってあわてず、また抜けも漏れもなく行動することができます。

仕事だけでなく、婚活での相手選び、なんかでも使えますよ。

ゼロ秒思考を手に入れる。

ゼロ秒思考とは、A4メモ書き等が頭の中で一瞬で展開され、ロジカル・シンキングができる思考のことです。
すなわち、A4メモ書き等の鍛錬の行き着く先、ということですね。

 

仕事をしていると、急なトラブルや上司からの厳しい問い詰めにより、頭が真っ白になる人がいます。

マッキンゼーの人でさえも頭が真っ白になると、著者の赤羽さんは書かれています。

なぜ、頭が真っ白になるのか?

それは、自身の思考に詰めの甘さがあるからです。

そこをつつかれることで、一瞬で答えられず、頭が真っ白になるわけです。

では、どうずれば頭が真っ白にならない人になれるのか?

それは、普段からロジカル・シンキングを深め、自問自答することです。

本質的な問題点は?根本的にどう取り組む?具体的な施策は?

普段からロジカルシンキングで考えていれば、どう突っ込まれてもよどみなく答えていく人になれます。

リーダー・シップも強化される

ロジカル・シンキングを実践できると、自然とリーダーシップが発揮されると著者の赤羽さんは語ります。

 

上司の仕事は、部下に本来の力を発揮してもらうこと。

自分の頭をロジカルシンキングで整理し、説明すれば、部下に意図が正確に伝わります。

部下が萎縮せずにコミニケーションをとってくれるようになるため、本来の力を発揮し、結果を出してくれます。

また、リーダーシップとは、人に命令することではありません。

周りが慕い、自然とついてくることです。

良きリーダーは、組織の困難に立ち向かう勇気を生み出します。

そして、冷静沈着に指示を出しながら、頭の中で優先順位をつけて、的確に施策を実施していきます。

【さいごに】

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マッキンゼー式ロジカルシンキングはいかがでしたでしょうか?

この記事をきっかけに、あなたにマッキンジー式ロジカルシンキングが身につけば幸いです。

今日から職場にA4メモ用紙を用意して、実践してみませんか?

論理的に話せ、ロジカル・シンキングを実行できる、進化したあなたを職場で見せつけちゃいましょう!


本日も「おとみさんブログ」にご訪問いただきありがとうございました!

マッキンゼー式ロジカル・シンキングを手に入れて、人生をはかどらせましょう!

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